12/18映画同好会【極彩色の大決戦】
1992年公開の作品で、記憶が正しければ店主が初めて映画館で見た映画です。
そんな(?)記念すべき映画です。そして、普通に面白い作品です。せっかくなので一緒に見てみませんか?
19:30頃開始の予定となっております。どうぞお気軽にお越しください。
12/18(水) 13:30~23:00 #映画同好会 『ゴジラVSモスラ』 19:30~
12/21(土) 13:30~23:00 #積みプラ消化の会
12/25(水) 13:30~23:00 #映画同好会 『7月24日通りのクリスマス』 19:30~
12/28(土) 13:30~23:00 #積みプラ消化の会
【時間変更】12/14の営業時間
12/14(土) 17:00~23:00 #積みプラ消化の会
12/18(水) 13:30~23:00 #映画同好会 『ゴジラVSモスラ』 19:30~
12/21(土) 13:30~23:00 #積みプラ消化の会
12/25(水) 13:30~23:00 #映画同好会 『7月24日通りのクリスマス』 19:30~
12/28(土) 13:30~23:00 #積みプラ消化の会
【映画同好会感想】メガゾーン23
シリーズまとめて行きましょう。
1.
あらすじ。
冒頭、白バイに追われながら東京の街を疾走するバイクの青年が登場するところから物語は始まります。名を矢作省吾。本作の主人公です。彼は白バイの追跡から逃れる中で歩道に進入、歩いていた少女高中唯とぶつかりそうになります。驚き荷物を落としてしまった彼女の荷物を集め、怒られながらも目的地までは渋滞でタクシーでは間に合わない。でも自分なら間に合う、と省吾は唯をバイクの後ろに乗せます。
猛スピードで走り、時に大声でやりとりをしつつ無事に唯を送り届けた省吾はそこで彼女の連絡先を聞き出すことに成功します。
そこからは自分の友人と合流して、事前に約束を取り付けていた他の女の子と遊びに出かけます。実は、彼女たちは唯のルームメイトだったのです。それぞれが夢を持っていて、唯はブロードウェイでダンサーになること、夢叶舞は歌手になること、村下智美は映画監督になることでした。
彼女たちと出会った夜、省吾はある場所に向かいます。そこには就職した友人、中川が大型のバイクと一緒に待っていました。彼は省吾にバイクを託し、殺されてしまいます。
省吾は馴染みのバイク屋に駆け込み、友人に自宅の監視を依頼したり、翌日に中川の死がニュースになっていないかを確認したりもする中で、自分が危ない橋を渡ろうとしている気がしてきます。しかし、『何かに自分をぶつけていないと生きている実感が湧かない』と唯からも言われ、そのままバイク、ガーランドを人気アイドル、時祭イヴの生放送番組の中で世間に暴露しようとしますが失敗します。
そんな中、智美がガーランドを使って省吾と唯を主演にアクション映画の撮影を企画します。そのロケハン中に偶然にも地下空間への進入口を発見した省吾は智美を帰らせ、調査を始めます。
そこで戦闘になり、その流れで省吾は宇宙に出てしまいます。助けた軍のパイロットB.Dからこの世界の真実として『ここは巨大な宇宙船の中で、バハムートと呼ばれる巨大なコンピュータに情報を管理されている』ことと『敵が迫ってきていて、対抗するためにバハムートの制御権が必要、そのためにガーランドを作った』ということを知らされます。
そして、省吾に協力を迫ります。しかし、省吾はそれを突っぱね、必ず軍の陰謀を明かしてみせると言ってその場を立ち去ります。
それとは別に、ガーランドで走る省吾にあのイヴが『7Gのオペレーター、コンタクト願います』と通信を入れてくる。この少し前に、省吾はテレビ局に侵入し、イヴが仮想の存在である、AIであることを知っています。そんな彼女は、この都市宇宙船の情報を管理する巨大コンピュータ『バハムート』の管理AIであり、この船は500年前の戦争で壊滅した地球に帰るべき人類の選別の役割を兼ねていると省吾に告げたのだった。
そんな中、真実を知る者として、智美が殺害され、撮影していたフィルムも全て持ち去られてしまいます。唯と舞は離れ離れになり、省吾は戦いに向かいます。全ての根源たるバハムートを破壊するために。
しかし、暴走族の少年と軍人の戦いの結果は明らかで、敗走した省吾はガーランドを乗り捨て、流れる血もそのままに早朝の街を一人で歩き始めたところで物語は終わります。
さて、ここからが感想やら説明です。
結局のところは青臭いガキの戯言なんぞ聞いていられるか、という大人の理屈を押し付けられる話です。しかし、思い返してみると、あくまで省吾の視点で物語を追っているから軍が悪いように見えますが、実際のところは侵略の脅威に対して対抗手段を探っている軍の方が社会秩序という視点では正しくはあります。
ただし、都合の悪いものを覆い隠し、その裏で誰にも気付かれないうちに物事を進行しようとするのは物事を見るときに美しくは映りません。そういう意味においては省吾の正しさも担保されています。
どうあっても省吾は権力に阿る気は無さそうなので、少なくともそのように設定されているので本作がこのようになったのは当然のことだったのでしょう。
しかしながら、友人が軍の入ったときに周囲の流れに乗っかった姿を見ていた省吾の言葉を聴くに、彼自身は一本気で不器用な人物なのだろうな、と感じられます。
メカ周りについてはOVA一本で終わらせるには惜しいという印象です。バイクから完全変形するガーランド、専用車両の内部で手足に相当する部品を装着することで変形するハーガン、白バイとヘリの合いの子のフラッガなど、開発史や運用で物語をいくらでも膨らませることができます。
まぁ、元々が機甲創世記モスピーダの後番組の企画だったことを思えば当然だったのかもしれませんが。
キャラクターに関しては今作は平野俊弘氏で、80年代の美少女アニメとしては定番のデザイナーさんでした。但し、先述の通り、イヴに関してのみ美樹本晴彦氏が担当されています。イヴのみデザインが異なる、という点は次のPart2で今回以上に活用されます。
因みに今作においては省吾の声優が久保田雅人氏となっておりますが、この方、なんとわくわくさんです。数少ないわくわくさんの出演アニメ、かつ主演作という意味でも希少な作品です。
2.Part2 秘密く・だ・さ・い
前作の半年後の物語となります。今作ではキャラクターデザインが梅津泰臣氏に変更、省吾の声優が矢尾一樹氏に変更されています。
今作では登場する作品を間違えたのではないかと言いたくなる暴走族『TRASH』が省吾の仲間として登場します。間違いなく、前作の省吾が勝てなかったのは仲間がいるかどうかと達成目標の違いでしょう。達成目標については後述します。
あらすじ。
前作で敗れた省吾は智美殺害の容疑者にされ、追われる日々を過ごしていた。そんな中、彼を追う軍の元に『彼を見た』という通報が入る。戦争一色に染まり行く街を我が物顔で走り回る暴走族『TRASH』は街の人に煙たがられながら自分らしく生きていた。軍や警察に追われる省吾は盗んだバイクで警察を振り回し、ある空き地で仲間であるTRASHと合流し、そこで警察を叩きのめす。
前作で省吾を待っていた唯はTRASHのリーダー、ライトニングと接触し、そこに身を寄せ、省吾と再会する。省吾と唯はお互いの想いやこれからのことを語り合う。そんな中、かつて省吾が乗り捨てたガーランドが軍の手によって修復、移送されるという情報が手に入るが、それは省吾をおびき寄せるための罠だった。待ち伏せていた軍を振り切り、無事にアジトへと戻った省吾だったが、ガーランドには発信機が仕込まれていたのだった。
他方、軍のほうは宇宙で軍備の拡大を図っていたが、新造の戦艦を含む部隊が敵の攻撃によって全滅した。乗っていた人間だけを殺して回る敵方の兵器に言葉を失う面々だった。
省吾たちは、ガーランドで軍に支配されていない、以前のままのイヴと接触し、彼女に会いに行くことを決意する。軍もガーランドに取り付けた発信機からアジトを突き止め、突入作戦を敢行する。
軍との必死の攻防の末、バハムートにたどり着いた省吾はイヴと語り合う。そして、イヴは彼に告げる。『あなたが憧れた大人にあなたがなればいい』と。
イヴと別れ、追いついてきた仲間と語り合っていたところに、かつて省吾を叩きのめしたB.Dがやってくる。省吾は『お前らの所為でこうなった』とB.Dを責める。B.Dは『正しいものが勝つ時代は終わった』と省吾に告げる。
その頃、地球まであと少しというところまでたどり着いた船だったが、メガゾーンを襲っていた敵、デザルグ含め『地球に争いを持ち込む存在』と月に仕込まれた防衛システム『ADAM』によって破壊されていく両者。
破壊されたデザルグを見ながら省吾は『俺たちもああなるのか』と言う。B.Dは『好きなように生きろ、生きられるうちは』と告げ、部下と共に船を脱出する。描写はないが、脱出した市民の護衛をしていたものと思われる。
メガゾーンが完全に破壊される前に、省吾たちがいたバハムートのある区画が分離され、単身、地球へと投下される。
地球にたどり着いた省吾たちが目にしたのは再生された地球の姿だった。
感想としては、仲間がいる、というのはそれだけで成功の道を拓き得るのだ、ということでしょうか。前作では省吾は単身バハムートを破壊しようとしますが、これは失敗します。
今回、敵の侵攻とほぼ同時に事を起こしたというのもありますが、仲間が彼をイヴの元へたどり着かせようと奮闘していたことが非常に大きかったように思います。
しかし、相変わらずベッドシーンを執拗なまでに描いており、家族と一緒に見ているとリビングが凍りつくこと間違いなしだと想います。
エンディングで仲間と再会した省吾ではありますが、ちょっと取ってつけたように見えるのが残念な感じにはなっています。ですが、当初はこれで物語を完全に締めようとしていたと思いますのでちょっとしたサービスだったのでしょう。
3.
蛇足、と言われてしまった映像としての最終作。
あらすじ
省吾の帰還から数百年後(おそらく500年は経過している模様)。人類はエデンシティという街をつくり、そこで生活していた。高度に情報管理された街で仲間と生きていたエイジ・タカナカはエリートであるEXに就職を決める。EXとはシティの情報管理を一手に引き受けるいわば役所と警察、軍を兼ねた組織である。
しかし、エイジには裏の顔があった。彼はシティの情報の根源であるネットを違法に侵犯するネットジャッカーだった。そんな彼が就職(作中ではサイクルアウトと呼ぶ)した際の手続きに行った際に見かけた少女、リョオに嗾けられ、彼女の情報を求めてハッキングをする。しかし、そのことがEXにばれてしまい、失職の危機に陥るものの、ネットジャッカーに対抗するためにネットジャッカーとしてのその実力を貸して欲しいと局長のヤコブに依頼される。彼に与えられたのは過去のデータから復元されたガーランドだった。
一方、リョオはある人物からの依頼でエイジの自宅を訪問する。その人物によってエイジの自宅は爆破されるが、ギリギリでリョオを連れて脱出することに成功する。このことから2人の距離は急接近していく。
ある日、とあるネットジャッカーにより、シティ全域のネットが乗っ取られていく事件が発生する。エイジは現場に急行する。そこでリョオに指示を与えていたネットジャッカー、シオンと対峙するエイジ。シオンはマシンソルジャー『ハーガン』でエイジを追い詰めていく。
エイジはまだ一度も試していなかった変形を行い、人型へと変形させたガーランドでハーガンに立ち向かう。
シオンはこれまでプログラムによって作られたヴァーチャルアイドルであると思われていたイヴには本物のイヴがいて、それを目覚めさせるのが『7Gのオペレーター』であるとし、それがエイジだと告げる。
エイジはプログラムの示すポイントゼロに向かい、そこでコールドスリープについていた本物のイヴと出会う。
『待っていたわ。7Gのオペレーター』
イヴとの出会いにより、エデンの街には大きな変革が始まるのだった。
感想は、前作までのあれこれを完全否定しやがった、というのが大きいです。まぁ、生き残った面々の多くが暴走族で、その子孫だと考えると今作のあれこれは納得できますが、それでも前作のイヴの言葉を否定されたのは納得しがたいものがあります。
また、前作までのイヴを担当されていた宮里久美さんが既に引退されていたことにより、代役が立てられ、高岡早紀さんに変わっています。これがまた酷い棒読みで。一緒に見ていた方も『前作とは違うイヴならば』と言っていましたが、そうも言っていられなくなるシーンがあります。
さらに、省吾の末路とも言うべきシーンがあるのですが、何故こんなことをした、と小一時間ほど問い詰めてみたくなる気分になります。
これだけで見れば少々時代を先取りしたという程度で済むのですが、メガゾーン23というタイトルであったが故に蛇足、駄作という評価を受けてしまったのだと想います。
番外
クソゲー。
青いガーランド
最初の数シーンだけ実際にプレイしたのでそのあたりだけ。
褒めるべき点が殆ど存在しません。強いてあげれば、省吾の役に久保田さんを連れてきたことですが、これをしたこと自体が2以降をなかったことにしています。(実際に、初回特典が海外版であるロボテックの映像でした←ロボテックの追加映像が省吾による逆転ハッピーエンド)
1の20年後という設定でしたが、久保田さん以外で続投しているキャストの方は誰もいません。(B.Dが無理なのは別としても)
そもそも、2006年なんていう時期に、さらにはPS3というフォーマットで紙芝居レベルのゲームを出そうという神経を疑います。本気で売る気があったのかと小一時間ほど問い詰めたくなります。
しかしながら、スパロボ参戦を除けば2000年代唯一の動きである、というのが……
2010年代になれば、新作としてテレビシリーズ化のためのクラウドファンディングという動きがあります。昨今の美少女ブームの所為なのか、主人公すら女性に差し替えられそうなビジュアルをしていますが、過去のアニメで未だに動きがあること自体が凄いことなのかもしれません。
長っ
【映画同好会感想】MW
年内に見た作品の感想は年内に処理したいですがどうなるやら。
さて、今回の感想はMWです。スペシャルドラマも込みでいきますよ。
2009年に手塚治虫生誕80周年ということで公開された作品で、玉木宏、山田孝之の両名が主演で公開されました。
今回、あらすじ書く元気もありません。ざっくりですが、16年前にある島の住民が忽然と姿を消した。そこでは新型の毒ガスの実験が行われており、事故によって流出したそれは島民を一夜にして抹殺してしまった。政府はこの事故を隠蔽した。しかし、島から生き延びた2人の少年がいた。結城美智雄と賀来裕太郎。復讐のために凶行に手を染めていく結城とそれを止めるべきだとわかっていても、自分を助ける際に少量ながらもガスを吸ってしまったがために壊れていく結城を止められない賀来。彼らは何処にたどり着くのか。
と言う感じです。
0章は前日譚ですが、結城が凶悪な男であるということを印象付ける程度の内容です。
役者はいいんですが、スポンサーの関係上、原作と同様の展開には出来なかったそうで、その所為で完全な別物に仕上がっています。たしか、公開当時はPG12指定作品だったそうですが、原作を知っているとR15指定作品でやらなければ原作ファンが納得しうる出来にはなりません。
原作を知らずに見た場合は、クライムサスペンス、ピカレスクロマンとしては頑張ったんじゃない、というやや微笑ましい評価をつけることが出来ます。
褒めるべき点。
蒸し暑いタイの街中を全力疾走した石橋凌さん。結城を演じるに当たり、体を絞り、筋肉を増やした玉木宏さん、悩んでいる姿を見事に演じた山田孝之さんといった俳優陣と、おそらく原作を読んで内容を理解して主題歌を作ったflumpoolさんです。これらについては間違いなく褒めるべきです。
そもそも、映画本編のDVDがブックオフで100円で投売りされているのだから作品の出来と評価は察してください。
【12月!】営業日程とメニュー変更
さて、もう12月がやってきます。
そんなわけで、その12月の営業日程を少々。
12/4(水) 13:30~23:00 #映画同好会 19:30~
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
12/7(土) 13:30~23:00 #積みプラ消化の会
12/11(水) 13:30~23:00 #映画同好会 19:30~
『小さき勇者たち~ガメラ~』
12/14(土) 13:30~23:00 #積みプラ消化の会
後半分は完全に確定してからお知らせします。
さて、2周年記念というわけではありませんが、メニューのリニューアルを行います。
というのも、当店の方向性を先鋭化してみようかな、と思わされたのです。
そんなわけで、今後の当店はコーヒーとプリンの店になります。あ、ホットサンドは少々形は変わりますが継続しますよ。
以下に記載します。
コーヒー 400円
豆乳プリン 300円
カフェオレプリン 300円
パウンドケーキ 200円
デザートセットはコーヒーとデザートの合計価格から100円引きです。
ホットサンド(タマゴ) 500円
ホットサンド(あんぱん) 500円
コーヒーとのセットは合計価格から100円引きです。
ジュース 200円
ジャスミンティー 200円
こんな感じになります。カフェオレプリンは今日まで試作を繰り返して中々納得のいく味に仕上がってきたので、是非お試しいただきたいですね。
レアチーズとボロネーゼは申し訳ありませんがリストラとなります。クリームチーズの原価が高いので、現在の価格帯での提供が苦しくもなってきましたので……
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メモ帳
営業日 水・土
住所 米子市日ノ出町1丁目13-23 2階
メール c_pioggia@yahoo.co.jp
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コーヒー 400円
ホットサンド 500円~
デザート類 300円
デザートセット 600円
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