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カテゴリ:雑記( 38 )




【映画同好会感想】メガゾーン23

シリーズまとめて行きましょう。


1.
あらすじ。
冒頭、白バイに追われながら東京の街を疾走するバイクの青年が登場するところから物語は始まります。名を矢作省吾。本作の主人公です。彼は白バイの追跡から逃れる中で歩道に進入、歩いていた少女高中唯とぶつかりそうになります。驚き荷物を落としてしまった彼女の荷物を集め、怒られながらも目的地までは渋滞でタクシーでは間に合わない。でも自分なら間に合う、と省吾は唯をバイクの後ろに乗せます。

猛スピードで走り、時に大声でやりとりをしつつ無事に唯を送り届けた省吾はそこで彼女の連絡先を聞き出すことに成功します。

そこからは自分の友人と合流して、事前に約束を取り付けていた他の女の子と遊びに出かけます。実は、彼女たちは唯のルームメイトだったのです。それぞれが夢を持っていて、唯はブロードウェイでダンサーになること、夢叶舞は歌手になること、村下智美は映画監督になることでした。

彼女たちと出会った夜、省吾はある場所に向かいます。そこには就職した友人、中川が大型のバイクと一緒に待っていました。彼は省吾にバイクを託し、殺されてしまいます。

省吾は馴染みのバイク屋に駆け込み、友人に自宅の監視を依頼したり、翌日に中川の死がニュースになっていないかを確認したりもする中で、自分が危ない橋を渡ろうとしている気がしてきます。しかし、『何かに自分をぶつけていないと生きている実感が湧かない』と唯からも言われ、そのままバイク、ガーランドを人気アイドル、時祭イヴの生放送番組の中で世間に暴露しようとしますが失敗します。

そんな中、智美がガーランドを使って省吾と唯を主演にアクション映画の撮影を企画します。そのロケハン中に偶然にも地下空間への進入口を発見した省吾は智美を帰らせ、調査を始めます。

そこで戦闘になり、その流れで省吾は宇宙に出てしまいます。助けた軍のパイロットB.Dからこの世界の真実として『ここは巨大な宇宙船の中で、バハムートと呼ばれる巨大なコンピュータに情報を管理されている』ことと『敵が迫ってきていて、対抗するためにバハムートの制御権が必要、そのためにガーランドを作った』ということを知らされます。

そして、省吾に協力を迫ります。しかし、省吾はそれを突っぱね、必ず軍の陰謀を明かしてみせると言ってその場を立ち去ります。
それとは別に、ガーランドで走る省吾にあのイヴが『7Gのオペレーター、コンタクト願います』と通信を入れてくる。この少し前に、省吾はテレビ局に侵入し、イヴが仮想の存在である、AIであることを知っています。そんな彼女は、この都市宇宙船の情報を管理する巨大コンピュータ『バハムート』の管理AIであり、この船は500年前の戦争で壊滅した地球に帰るべき人類の選別の役割を兼ねていると省吾に告げたのだった。

そんな中、真実を知る者として、智美が殺害され、撮影していたフィルムも全て持ち去られてしまいます。唯と舞は離れ離れになり、省吾は戦いに向かいます。全ての根源たるバハムートを破壊するために。

しかし、暴走族の少年と軍人の戦いの結果は明らかで、敗走した省吾はガーランドを乗り捨て、流れる血もそのままに早朝の街を一人で歩き始めたところで物語は終わります。


さて、ここからが感想やら説明です。

結局のところは青臭いガキの戯言なんぞ聞いていられるか、という大人の理屈を押し付けられる話です。しかし、思い返してみると、あくまで省吾の視点で物語を追っているから軍が悪いように見えますが、実際のところは侵略の脅威に対して対抗手段を探っている軍の方が社会秩序という視点では正しくはあります。

ただし、都合の悪いものを覆い隠し、その裏で誰にも気付かれないうちに物事を進行しようとするのは物事を見るときに美しくは映りません。そういう意味においては省吾の正しさも担保されています。

どうあっても省吾は権力に阿る気は無さそうなので、少なくともそのように設定されているので本作がこのようになったのは当然のことだったのでしょう。

しかしながら、友人が軍の入ったときに周囲の流れに乗っかった姿を見ていた省吾の言葉を聴くに、彼自身は一本気で不器用な人物なのだろうな、と感じられます。

メカ周りについてはOVA一本で終わらせるには惜しいという印象です。バイクから完全変形するガーランド、専用車両の内部で手足に相当する部品を装着することで変形するハーガン、白バイとヘリの合いの子のフラッガなど、開発史や運用で物語をいくらでも膨らませることができます。

まぁ、元々が機甲創世記モスピーダの後番組の企画だったことを思えば当然だったのかもしれませんが。

キャラクターに関しては今作は平野俊弘氏で、80年代の美少女アニメとしては定番のデザイナーさんでした。但し、先述の通り、イヴに関してのみ美樹本晴彦氏が担当されています。イヴのみデザインが異なる、という点は次のPart2で今回以上に活用されます。

因みに今作においては省吾の声優が久保田雅人氏となっておりますが、この方、なんとわくわくさんです。数少ないわくわくさんの出演アニメ、かつ主演作という意味でも希少な作品です。


2.Part2 秘密く・だ・さ・い

前作の半年後の物語となります。今作ではキャラクターデザインが梅津泰臣氏に変更、省吾の声優が矢尾一樹氏に変更されています。

今作では登場する作品を間違えたのではないかと言いたくなる暴走族『TRASH』が省吾の仲間として登場します。間違いなく、前作の省吾が勝てなかったのは仲間がいるかどうかと達成目標の違いでしょう。達成目標については後述します。


あらすじ。
前作で敗れた省吾は智美殺害の容疑者にされ、追われる日々を過ごしていた。そんな中、彼を追う軍の元に『彼を見た』という通報が入る。戦争一色に染まり行く街を我が物顔で走り回る暴走族『TRASH』は街の人に煙たがられながら自分らしく生きていた。軍や警察に追われる省吾は盗んだバイクで警察を振り回し、ある空き地で仲間であるTRASHと合流し、そこで警察を叩きのめす。
前作で省吾を待っていた唯はTRASHのリーダー、ライトニングと接触し、そこに身を寄せ、省吾と再会する。省吾と唯はお互いの想いやこれからのことを語り合う。そんな中、かつて省吾が乗り捨てたガーランドが軍の手によって修復、移送されるという情報が手に入るが、それは省吾をおびき寄せるための罠だった。待ち伏せていた軍を振り切り、無事にアジトへと戻った省吾だったが、ガーランドには発信機が仕込まれていたのだった。
他方、軍のほうは宇宙で軍備の拡大を図っていたが、新造の戦艦を含む部隊が敵の攻撃によって全滅した。乗っていた人間だけを殺して回る敵方の兵器に言葉を失う面々だった。
省吾たちは、ガーランドで軍に支配されていない、以前のままのイヴと接触し、彼女に会いに行くことを決意する。軍もガーランドに取り付けた発信機からアジトを突き止め、突入作戦を敢行する。
軍との必死の攻防の末、バハムートにたどり着いた省吾はイヴと語り合う。そして、イヴは彼に告げる。『あなたが憧れた大人にあなたがなればいい』と。
イヴと別れ、追いついてきた仲間と語り合っていたところに、かつて省吾を叩きのめしたB.Dがやってくる。省吾は『お前らの所為でこうなった』とB.Dを責める。B.Dは『正しいものが勝つ時代は終わった』と省吾に告げる。
その頃、地球まであと少しというところまでたどり着いた船だったが、メガゾーンを襲っていた敵、デザルグ含め『地球に争いを持ち込む存在』と月に仕込まれた防衛システム『ADAM』によって破壊されていく両者。
破壊されたデザルグを見ながら省吾は『俺たちもああなるのか』と言う。B.Dは『好きなように生きろ、生きられるうちは』と告げ、部下と共に船を脱出する。描写はないが、脱出した市民の護衛をしていたものと思われる。
メガゾーンが完全に破壊される前に、省吾たちがいたバハムートのある区画が分離され、単身、地球へと投下される。
地球にたどり着いた省吾たちが目にしたのは再生された地球の姿だった。


感想としては、仲間がいる、というのはそれだけで成功の道を拓き得るのだ、ということでしょうか。前作では省吾は単身バハムートを破壊しようとしますが、これは失敗します。
今回、敵の侵攻とほぼ同時に事を起こしたというのもありますが、仲間が彼をイヴの元へたどり着かせようと奮闘していたことが非常に大きかったように思います。
しかし、相変わらずベッドシーンを執拗なまでに描いており、家族と一緒に見ているとリビングが凍りつくこと間違いなしだと想います。
エンディングで仲間と再会した省吾ではありますが、ちょっと取ってつけたように見えるのが残念な感じにはなっています。ですが、当初はこれで物語を完全に締めようとしていたと思いますのでちょっとしたサービスだったのでしょう。


3.
蛇足、と言われてしまった映像としての最終作。

あらすじ
省吾の帰還から数百年後(おそらく500年は経過している模様)。人類はエデンシティという街をつくり、そこで生活していた。高度に情報管理された街で仲間と生きていたエイジ・タカナカはエリートであるEXに就職を決める。EXとはシティの情報管理を一手に引き受けるいわば役所と警察、軍を兼ねた組織である。
しかし、エイジには裏の顔があった。彼はシティの情報の根源であるネットを違法に侵犯するネットジャッカーだった。そんな彼が就職(作中ではサイクルアウトと呼ぶ)した際の手続きに行った際に見かけた少女、リョオに嗾けられ、彼女の情報を求めてハッキングをする。しかし、そのことがEXにばれてしまい、失職の危機に陥るものの、ネットジャッカーに対抗するためにネットジャッカーとしてのその実力を貸して欲しいと局長のヤコブに依頼される。彼に与えられたのは過去のデータから復元されたガーランドだった。
一方、リョオはある人物からの依頼でエイジの自宅を訪問する。その人物によってエイジの自宅は爆破されるが、ギリギリでリョオを連れて脱出することに成功する。このことから2人の距離は急接近していく。
ある日、とあるネットジャッカーにより、シティ全域のネットが乗っ取られていく事件が発生する。エイジは現場に急行する。そこでリョオに指示を与えていたネットジャッカー、シオンと対峙するエイジ。シオンはマシンソルジャー『ハーガン』でエイジを追い詰めていく。
エイジはまだ一度も試していなかった変形を行い、人型へと変形させたガーランドでハーガンに立ち向かう。
シオンはこれまでプログラムによって作られたヴァーチャルアイドルであると思われていたイヴには本物のイヴがいて、それを目覚めさせるのが『7Gのオペレーター』であるとし、それがエイジだと告げる。
エイジはプログラムの示すポイントゼロに向かい、そこでコールドスリープについていた本物のイヴと出会う。
『待っていたわ。7Gのオペレーター』
イヴとの出会いにより、エデンの街には大きな変革が始まるのだった。


感想は、前作までのあれこれを完全否定しやがった、というのが大きいです。まぁ、生き残った面々の多くが暴走族で、その子孫だと考えると今作のあれこれは納得できますが、それでも前作のイヴの言葉を否定されたのは納得しがたいものがあります。
また、前作までのイヴを担当されていた宮里久美さんが既に引退されていたことにより、代役が立てられ、高岡早紀さんに変わっています。これがまた酷い棒読みで。一緒に見ていた方も『前作とは違うイヴならば』と言っていましたが、そうも言っていられなくなるシーンがあります。
さらに、省吾の末路とも言うべきシーンがあるのですが、何故こんなことをした、と小一時間ほど問い詰めてみたくなる気分になります。
これだけで見れば少々時代を先取りしたという程度で済むのですが、メガゾーン23というタイトルであったが故に蛇足、駄作という評価を受けてしまったのだと想います。








番外
クソゲー。
青いガーランド
最初の数シーンだけ実際にプレイしたのでそのあたりだけ。
褒めるべき点が殆ど存在しません。強いてあげれば、省吾の役に久保田さんを連れてきたことですが、これをしたこと自体が2以降をなかったことにしています。(実際に、初回特典が海外版であるロボテックの映像でした←ロボテックの追加映像が省吾による逆転ハッピーエンド)
1の20年後という設定でしたが、久保田さん以外で続投しているキャストの方は誰もいません。(B.Dが無理なのは別としても)
そもそも、2006年なんていう時期に、さらにはPS3というフォーマットで紙芝居レベルのゲームを出そうという神経を疑います。本気で売る気があったのかと小一時間ほど問い詰めたくなります。
しかしながら、スパロボ参戦を除けば2000年代唯一の動きである、というのが……

2010年代になれば、新作としてテレビシリーズ化のためのクラウドファンディングという動きがあります。昨今の美少女ブームの所為なのか、主人公すら女性に差し替えられそうなビジュアルをしていますが、過去のアニメで未だに動きがあること自体が凄いことなのかもしれません。






長っ





by c_pioggia | 2019-12-08 01:23 | 雑記 | Comments(0)

【映画同好会感想】MW

暫く前になりますね、これも。
年内に見た作品の感想は年内に処理したいですがどうなるやら。


さて、今回の感想はMWです。スペシャルドラマも込みでいきますよ。

2009年に手塚治虫生誕80周年ということで公開された作品で、玉木宏、山田孝之の両名が主演で公開されました。

今回、あらすじ書く元気もありません。ざっくりですが、16年前にある島の住民が忽然と姿を消した。そこでは新型の毒ガスの実験が行われており、事故によって流出したそれは島民を一夜にして抹殺してしまった。政府はこの事故を隠蔽した。しかし、島から生き延びた2人の少年がいた。結城美智雄と賀来裕太郎。復讐のために凶行に手を染めていく結城とそれを止めるべきだとわかっていても、自分を助ける際に少量ながらもガスを吸ってしまったがために壊れていく結城を止められない賀来。彼らは何処にたどり着くのか。

と言う感じです。

0章は前日譚ですが、結城が凶悪な男であるということを印象付ける程度の内容です。


役者はいいんですが、スポンサーの関係上、原作と同様の展開には出来なかったそうで、その所為で完全な別物に仕上がっています。たしか、公開当時はPG12指定作品だったそうですが、原作を知っているとR15指定作品でやらなければ原作ファンが納得しうる出来にはなりません。

原作を知らずに見た場合は、クライムサスペンス、ピカレスクロマンとしては頑張ったんじゃない、というやや微笑ましい評価をつけることが出来ます。


褒めるべき点。

蒸し暑いタイの街中を全力疾走した石橋凌さん。結城を演じるに当たり、体を絞り、筋肉を増やした玉木宏さん、悩んでいる姿を見事に演じた山田孝之さんといった俳優陣と、おそらく原作を読んで内容を理解して主題歌を作ったflumpoolさんです。これらについては間違いなく褒めるべきです。



そもそも、映画本編のDVDがブックオフで100円で投売りされているのだから作品の出来と評価は察してください。




by c_pioggia | 2019-11-30 22:36 | 雑記 | Comments(0)

【映画同好会感想】図鑑に載ってない虫

そんなわけで久々の感想です。

あらすじ

アングラ系雑誌『黒い本』でライターをしている主人公の『俺』は美人編集長の命令で一度死んで生き返るという『シニモドキ』というものの調査に行くことになる。このとき、アル中のオルゴール職人である『エンドー』も巻き込むことに。そんな中、先にシニモドキを追って失踪したカメラマンの真島の行方をやくざも追っていることを知る。

あることから手がかりを求めて『一度死ねる』と書かれたSMクラブに向かうも閉店のための後片付けの最中。何故か従業員だったサエコを引き取ることに。

この後もやくざを辞めた『目玉のおっちゃん』やその舎弟の『チョロリ』を仲間に加えてシニモドキを探していく。






下ネタや駄洒落などが随所に盛り込まれており、監督が語ったとされる『テレビでは怒られることをやる』を地で行く作品だというのが率直な感想。
何せ、冒頭からアル中のエンドーが吐いたげろがアルコール塗れの所為で燃えるは、結果お好み焼きみたいに焼き固まる。サエコがリストカットの常習で硬くなった傷跡でわさびを摩り下ろす等、これはテレビでやったら苦情が殺到するな、と確かに思う。

何せ、このとき来られていたお客さんにこのことをお断りする必要もあったほどなので。

そして、ストーリーもあってないようなもの。完全に勢いで駆け抜けた作品です。

私、B級映画ってなるべくしてなった作品と最初から狙った作品があると思っています。そして、この作品は後者です。で、それがまた面白いのです。

下ネタが嫌いじゃないという方は一度見てみてもいいとおもいます。

因みに、次回以降に感想を書く『MW』については結果としてB級になってしまった作品だと思っています。絶対に酷評しますのでお読みの際にはご注意を。




by c_pioggia | 2019-10-24 01:16 | 雑記 | Comments(0)

【映画同好会感想】大洗にも星はふるなり

9/4に急遽差し替えで見ました作品です。元々は8月末のタイミングで見ることになっていたのを延期にしていたものです。


実写版銀魂や勇者ヨシヒコシリーズでおなじみの福田雄一監督の映画初監督作品です。

監督が誰か知ると大体わかっていただけるかと思いますが、コメディです。


以下あらすじ


夏に大洗にある海の家『江の島』でアルバイトをしていた自信過剰の勘違い男・杉本、サメマニア・松山、ハイテンションなおバカ・仁科、浮気願望の人・猫田、そしてマスターがクリスマスイブの夜に同じくアルバイトをしていた女の子『江里子ちゃん』から『海の家でまた会いたい』と呼び出しを受ける。お互いに、自分だけが呼ばれたと思っていた男たちは自分こそが彼女の本命であると思い込み、アピール合戦を始める。
そこに、海の家の撤去勧告のためにやってきた弁護士の関口がやってきて、『誰が彼女にふさわしいのか』を決めようとする。そのうちに関口もまさかの参戦、さらには遅れてやってきた林も加わり場はさらに混沌としていくことに。

誰が彼らをここに集めたのか、誰が江里子にふさわしいのか、そして、そもそも彼女は本当にやってくるのか?






以下感想


まず、この作品は元々は舞台で上演されていた作品です。作者は当然福田監督。つまり、自分で作った戯曲を自分で映画化したわけです。
で、面白いんですが、残念なことにあまり映画でやる意味はない作品だったかな、と思うのです。

お話がほぼ海の家の中で進むので、これを敢えて映像作品でやる意味とは一体何なのか、という話になってしまいます。一応、舞台版との違いとして『江里子』がキャスティングされていることなどがあるそうですが、それでも薄さは感じます。

ですが、そんなことはどうでもいいんです。結局のところ、面白ければ私は文句をつけません。そして面白かったんです。

まず、最初のほうでのアピール合戦で男たちが語る内容が恋愛的な意味では完全に駄目な男の理屈ばかり。
『女性が自分を愛した分だけ愛する』
『自分がどれだけ相手を好きか』
『彼女とサメなんて選べない。彼女は彼女、サメはサメ』
どう考えても駄目です。どれだけ顔が良かろうともこれでは無理です。

当然、これは後に登場した弁護士の関口によって修正されます。『自分がどれだけ好きかよりも、如何に愛されているか』と。
そこから彼女に好かれていると判断できるエピソードを披露していくことになるんですが、これが酷い。一応、人名と一緒にどういうエピソードだったかだけ添えておきますが、これら全てにきちんとオチがあり、色々な意味で否定されてしまいます。
杉本『皆が帰った後に二人きりになって朝まで過ごした』
松山『二人で水族館デート』
仁科『二人で箱根に温泉旅行』
うん、酷い。

ここで全員否定され、まさかの関口の参戦が待っているのですが、このときの関口がまた面白いんです。これについては演出もそうなんですが、それまで真面目な弁護士をやっていたはずの人がここまでぶっ壊れるなんて、という演技で魅せてくれた安田顕さんの演技力によるものでしょう。

他にも、タキシードを着て海の家にやってきた杉本を演じる山田孝之さんですが、自身の体質として髭が濃いと思うんですが(他の作品で撮影が進むに連れて青髭が目立つようになったことがある)、それを踏まえて話が進むごとにどんどん落ちぶれていく姿だったりと。

見ていても普通に面白いです。色々オチが読める作品ですが、こういうオチが読める作品はそれを含めて楽しむのがいいと思いますので、オチがどうであろうとも気になった方は見てみるといいとおもいます。


また、当時の入場者特典に『エッセンシャル』があったそうですが、見ていただけると何故なのかは理解していただけると思います。




by c_pioggia | 2019-09-08 02:28 | 雑記 | Comments(0)

【映画同好会感想】見ている人は見ている

ちょっとモチベーションが跳ね上がったので久しぶりに書いてみることにします。


どこからやってないんだろう?



一応、平成ガメラ3部作からになるのでしょうか。ただ、結構時間が経っているので、最近のところからにします。

というわけで、7/24に視聴しました『リアル鬼ごっこ』から。


以前にこれを急遽実施した際にも触れていますが、店主は原作が嫌いです。この作品を見ようと思ったのも、主題歌を歌う『KOTOKOさん』が好きで、主題歌が聴きたいがためだけです。

その前提でご覧ください。


あらすじ

日本国内で最も多い苗字である佐藤さんが変死する事件が起きていた。そんな状況の中、佐藤翼は自身と対立するグループの佐藤洋に追われ、捕まってしまう。いよいよ殴られるか、というときに翼は自身がいた世界とは異なる分岐で異なる歴史を歩んでいる世界『パラレルワールド』に飛ばされていた。
偶然通りかかった元の世界での友人に声をかけるも相手にされない。それどころか、佐藤であるとわかった途端に逃げるように去っていってしまった。そこに翼の知る洋とは別物の洋が突進してくる。洋も何かに追いかけられているが、元の世界での因縁もあり、捕まえてみるが翼のことなど知らないという。
だが、この不明瞭な状況に対し、明確な答えを求めた翼は洋を問い詰め、この国の王様が佐藤姓の人間を捕まえて死刑にする『リアル鬼ごっこ』を強要していることを教えられる。期限は残り2日。この死のゲームに参加させられてしまった翼は自分自身ですら知らなかった真実に触れていくことになる。



以下感想

改めて言いましょう。原作が嫌いでした。

ですが、この映画版は原作のエッセンスを抽出した上で別物に仕上げてきました。

そりゃ、現代日本に何で王様がいるの、って話になりますよね、普通。そういう意味ではパラレルワールドの設定と特異点と化した翼というのは実に上手かったと思いますし、並行世界はリンクしているから、どちらかの世界で死亡すればもう一方の存在も死亡するというのも上手く話の中に取り込んできたと思います。
主人公周りが走っているのは必死さが滲み出ているのでいいと思いますが、鬼の方はちょっと・・・・・・

ただ、ラストで大団円を迎えるためだとわかっているのですが、前述の並行世界間での命のリンクの設定を放棄してきたのはいただけません。
一応、擁護するならば分岐点が早すぎるため、リンクが保てていない、という解釈も出来ますが、それでもどこか釈然としないものを感じます。

この後、シリーズとして5まで製作された後にテレビドラマ版や女子高校生を主役に据えた新作などが製作されました。でも、多分、これ以上は見ません。

取り敢えず、全く期待してなかった分だけ、楽しめたと思います。











by c_pioggia | 2019-08-26 16:54 | 雑記 | Comments(0)

こんなことってあるのね・・・

7/24に予定していた映画同好会、「7月24日通りのクリスマス」は録画をしていたディスクがついにいかれてしまい、視聴不可になってしまいました。先月までは見れたのに・・・

そんなわけで、急遽「リアル鬼ごっこ」に差し替えになりました。元々KOTOKOさんの主題歌が聴きたくて録画した作品でしたが、思っていたよりも面白かったです。原作があまり好きじゃなかったのですが、映画はほぼ原作とは別物でしたね。


と、そんな映画同好会、次回は7/31(水)でロートレックです。とても素敵な作品です。よろしければ一緒に見てみませんか?





7/27(土) 13:30~23:00
7/31(水) 13:30~23:00 映画同好会『ロートレック』
8/3(土) 13:30~20:30
8/7(水) 13:30~23:00 映画同好会『キングコング対ゴジラ』(遅ればせながら高島忠夫さん追悼企画です)
8/10(土) 13:30~23:00
8/14(水) 13:30~21:00 映画同好会『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』




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by c_pioggia | 2019-07-24 22:41 | 雑記 | Comments(0)

【今夜】6/5(水)映画同好会開催

いきなり今夜、と言われてもあれかもしれませんが。

取り敢えず、今夜は19:30より開催いたします。今回は『ガメラ 大怪獣空中決戦』です。今回からこの3部作を続けていきます。

興味がありましたら是非。


ありましたら、と打ったら有馬氏鱈と変換されました。何故だ。



そして、また別途告知しますが、6/8(土)は19:00よりイベント開催につき貸切となります。準備等のこともありますので、当店の営業は17:00までとさせていただきます。





6/5(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ 大怪獣空中決戦』
6/12(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ2 レギオン襲来』
6/19(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』
6/26(水) 13:30~21:00
  映画同好会『クライマックスストーリーズ ウルトラマンダイナ』




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by c_pioggia | 2019-06-05 16:11 | 雑記 | Comments(0)

【映画同好会感想】どうしてあれに気付かないのか?

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘の感想を少々。


あらすじ

行方不明の兄を探すため、船を求めた青年、良太はヨットが賞品であった「耐久ラリーダンス大会」を知り、会場を訪ねる。そこで大会をリタイアした大学生の仁田と市野と知り合う。せめて良太にヨットを見せてやろうという二人の気遣いからその晩、葉山海岸に向かい、停泊していたヤーレン号に無断で入り込む。そこには吉村という男がオーナーとして居座っていた。出て行くように言われた一同だったが、一晩は船内に滞在することを許された。しかし、翌朝、目を覚ますと良太が兄の捜索のためヨットを出航させていたのだった。
さらに、道中には吉村がそもそもヤーレン号のオーナーではなく、逃走中の金庫破りであることも発覚する。
そんな中、一向は嵐に見舞われる。嵐の中、巨大な鋏を目撃し、その鋏によってヤーレン号は大破してしまう。嵐も収まり、一向はどこかの島に漂着した。そこは南海の孤島、レッチ島。世界制服を目論む秘密結社「赤イ竹」の核兵器製造工場だった。そこでは近隣に存在するインファント島から住民を拉致し、沖に生息する巨大な海老の怪獣「エビラ」除けの黄色い木の実の汁の製造に従事させられていたのだった。
島から脱出を図ろうとする一向は、インファント島の住民であるダヨと合流し、行動を共にする。そして、偶然にも島の内部で眠っているゴジラを発見するのだった。



今回はお菓子片手に笑いながら見るような映画でした。

いえね、赤イ竹の皆さん。何故気付かないのですか?

大体この一言に尽きます。

元々、キングコング作品として脚本が制作されていたことからゴジラの性格が明るくなっています。さらに、おそらく以後のゴジラの扱いを定めたであろう台詞「ゴジラは中立」も登場します。
福田純監督の初ゴジラ作品で、意向もたくさんのゴジラ映画のメガホンを取っています。
キャスティングについても眼帯をした平田昭彦氏、司令官の田崎潤氏などセルフパロディに満ちていますし、輸送船船長役の天本英世氏など印象に残る方もおられます。
ただ、ダヨを演じた水野久美さんは当時29歳で、ダヨは19歳という設定でした。中々無理がありますぜ。まぁ、こちらについては当初の予定していた女優さんが急性虫垂炎になったとかで急遽やってきた代役でしたからね。


とにかく、見ていて楽しい作品ですので、機会がありましたら是非。暫くは残しておきますので、興味がありましたら店主まで一声おかけください。



次回からは平成ガメラ3部作です。特撮が続くなぁ。





6/5(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ 大怪獣空中決戦』
6/12(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ2 レギオン襲来』
6/19(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』
6/26(水) 13:30~21:00
  映画同好会『クライマックスストーリーズ ウルトラマンダイナ』




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by c_pioggia | 2019-05-30 03:11 | 雑記 | Comments(0)

久々感想【ライフ・イズ・ビューティフル】

ずっと感想を打ってませんでしたが、今回は久々に。


第二次大戦下のイタリア。ユダヤ系イタリア人のグイドは書店開店の夢を持って友人と共に引っ越してきた。陽気な性格の彼は小学校で教師を務めるドーラと出会い、猛烈・執拗なアタックにより結婚に至る。
結婚し子どもも儲け、念願だった書店も開いたグイドだったが、彼の元に暗雲が忍び寄る。ユダヤ人に対する迫害は次第に激化し、ついにはグイドと彼の叔父、息子のジョズエが連行されてしまう。そして、ドーラもその家族を追って自ら収容されることを望んだのだった。
収容所の中でグイドはジョズエのために大きな嘘をつく。
「これはゲームなんだ。1000点取ったら勝ち。1等を取ったら戦車に乗っておうちに帰れる」
グイドはジョズエに嘘を嘘として気づかせないように過ごしていく。
そうして過ごしていく中、イタリアからナチスが撤退を開始する。そんな中、一人離れたところに収容されているドーラを救い出したいとグイドは行動を始める。






いわゆるホロコーストを扱った作品ですが、見終わった後に凹む作品ではありませんでした。
店主はアンネの日記のアニメと実写でとにかく凹んだ口です。

所々に嘘の様なものが散りばめられていますが、「これは私の物語である」と冒頭からナレーションが入りますが、こちらについてはジョズエの言葉です。当然、生まれる前の話などについては他の誰かから聞いた話になるのでしょう。

あくまでジョズエの物語であり続けたからこそ御伽噺であり、嘘を含めた話になります。

後はイタリアらしい陽気さで描かれています。扱ったテーマゆえに辛い描写もありますが、そこをグイドの陽気さで乗り越えていく姿にくすりとしたものです。

今回の企画で初めて鑑賞した作品ですが、購入から6年経過しての視聴でしたので如何にもったいないことをしていたのかとの想いです。



次回のゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘については今回とは違った理由で笑い倒す映画です。よろしかったら一緒に笑ってみませんか?







5/29(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』19:30~
6/5(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ 大怪獣空中決戦』
6/12(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ2 レギオン襲来』
6/19(水) 13:30~23:00
  映画同好会『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』
6/26(水) 13:30~21:00
  映画同好会『クライマックスストーリーズ ウルトラマンダイナ』




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by c_pioggia | 2019-05-23 18:13 | 雑記 | Comments(0)

お知らせするって言ってたのに・・・

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映画同好会、ゴジラVSデストロイア、2/13に終わらせてしまいました。

前回の更新でお知らせするって言ってたんですが。すみません、忘れてました。



と、それはともかく。次回の営業日は2/16(土)となります。こちらも13:30~23:00を予定しております。

お気軽にお越しいただければ、と思います。



話は変わりまして。

先日、『こしあん』を仕入れました。なので、ホットサンドは『あんぱん』をやろうと思っています。そして、パウンドケーキについても生地に混ぜて焼こうと思っております。こちらについてはパウンドケーキについては次週販売分になるかと思います。

よろしければご注文ください。





そして、次回の映画同好会の告知です。

2/20(水)の19:30頃より、『小さき勇者たち~GAMERA~』を予定しています。現在におけるガメラ映画最新作(すでに10年以上前の作品ですが)です。そして、この作品の小説版を持ってきました。興味がある方は一度手に取ってみては?

おそらくですが、プレ鑑賞を2/16に行うことになると思います。興味はあるけど水曜日は難しいという方、よろしければこちらにおいでください。私なりの解説と感想がセットになりますがw





加えて、お願いです。

先日、サンフラワーパーティー山陰様のイベント後に、当日使用された名札が駐車場に捨てられているのを確認しました。他にも空缶が放置されていることが多々あります。

当店の敷地はゴミ捨て場ではありません。サンフラワーパーティー山陰様のお客様につきましては、名札がご不要ならお帰りの前にゴミ箱に捨ててください。空缶は通行中の方だとは思いますが、そもそもポイ捨て自体がマナー違反です。

くれぐれもよろしくお願いします。



当店は美味しいコーヒーの出る、ちょっとおしゃれな公民館のようなスポットを目指しています。

何かしらのイベントに使用したい方は店主に相談(メール、コメント等)していただければ料金も含めて検討しますので、小規模なイベントを開催してみたい方、貸し切って仲間内で集まる場所にしてみたい方などおられましたらどうぞ。

今より少し、賑やかな場所を目指して。







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by c_pioggia | 2019-02-14 00:11 | 雑記 | Comments(0)

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