12/5 映画同好会感想【ゴジラの逆襲(1955)】
まずは告知を。
今週土曜日、12/8(土)は夜カフェの開催日です。13:30~23:00でお待ちしておりますのでお気軽にお越しください。
では、本題に移りましょう。

ゴジラの逆襲(1955)
公開された年だけを見れば第一作の翌年ですが、実際に公開されたのは約半年後なので、とんでもないペースで続編が製作されたのだということがよくわかります。
また、監督も前作の本多監督が既に別の作品に関わっていたので、前年に『透明人間』を担当した小田基義監督が担当しています。そして、この監督がゴジラシリーズでメガホンを取ったのはこの作品だけです。
水産会社の魚群探査機のパイロット月岡は、機のトラブルにより岩戸島に不時着した同僚の小林の救助に向かった。小林を無事に発見した月岡だったが、頭上の断崖で争うゴジラともう一体の怪獣を目撃する。二体が海に落下したところで二人は島から脱出するのだった。
数日後、前作でおなじみの古生物学者山根博士と、その同僚の田所博士を招きいれ、緊急会議が開かれる。そこで月岡と小林の証言から、ゴジラと争っていた怪獣はゴジラと同時期に生息していた凶暴な肉食恐竜のアンキロサウルス、通称「アンギラス」であることが判明する。どちらも原水爆実験によりこの現代に蘇ったのだった。
東京でゴジラの被害に遭い、研究もしていた山根博士に対策が求められるが、そんなものはない、と言う。ただし、その被害を伝えるためのフィルムがあるので、それを一緒に見て何が出来るかを考えてもらいたいと続けた。
記録映像を見た後、原水爆実験の影響で強い光を放つものを憎む性質を持つようになったゴジラを灯火管制で可能な限り都市部から遠ざけるのが最良であると山根博士から提言が出された。
紀伊水道のはるか南方に潜むゴジラが捉えられ、フリゲート艦が追撃に向かった。田所博士は紀州及び紀伊水道沿岸にじょうりくするという予想を立てるのだが、実際にはゴジラは大阪湾に侵入し大阪市内に上陸してしまう。それを受け、大阪市内に灯火管制が敷かれ、海上に向かって照明弾が発射されゴジラの進路を逸らす作戦が取られる。これにより、ゴジラは外海に誘導されていく。
その頃、市内を護送車で移送中だった囚人が脱走してしまう。そのうちの三人が放置されていたタンクローリーを使用し、それを追跡するためにたまたま通りがかった月岡らの車に警官が同乗しカーチェイスが始まる。追い詰められた囚人らは石油タンクに突っ込んで大爆発を引き起こしてしまう。これにより生じた大規模火災で作戦は失敗、ゴジラの上陸を許してしまう。さらに、後を追うようにアンギラスまでもが上陸、ゴジラと対決を始めてしまったのだった。
これ以降については実際に見ていただくのが一番なので、ここまでにします。
何だかんだで、およそ三ヶ月という短い製作期間で撮られた作品ながら、無難に仕上がっているとは思います。また、後々のゴジラと怪獣が戦うシリーズについてもこの作品で得られたノウハウを生かして作られたとも感じられます。
というのも、単純な脅威としてのゴジラは前作で描き切っているので、それを越えるか続けるかをするためには物語の軸をもう少し違うものに据える必要があったからです。そこで登場したのがアンギラスというゴジラと戦う怪獣であり、月岡らのゴジラが絡まない場所でのドラマです。
見所はゴジラとアンギラスの大阪での対決シーンですね。前作に較べてスピーディーに動いていますが、こちらにかんしては元々撮影ミスだったのが「この方が野獣みたいでいい」という円谷特技監督のゴーサインで採用、以後のシリーズでもこれが採用されています。
たしかに、もともとが失敗なので、あのシーンを切り取って駄目だと言う声も聞こえますが、後のシリーズ(わかりやすいのはモスラ対ゴジラのモスラがゴジラの尻尾を引きずるシーン)でも採用された撮影技法になるので、単純に駄目だと言い切るのは早計であると思います。
役者周りでは月岡役の小泉博さんは以降東宝特撮シリーズの常連になり、小林役の千秋実さんは本人の出演こそ無いものの、父親が怪獣大戦争に出演し、息子が対メガロ、メカゴジラの逆襲などで主演するなど親子三代でゴジラシリーズに出演するなど後々になってみるととても面白いものがあったりします。(近いところでは高島忠夫さん。こちらは本人と息子二人がシリーズに出演しています。)
ただ、やはり前作ありきの作品なので、視聴の際には前作とセットでをおすすめします。
そして、開催日が未定ですが、おそらく今年最後になるであろう映画同好会は『君に届け』を予定しています。
クリスマス、年末あたりにいい作品はないか、ということで最初はクリスマス付近に公開されたラドンにしようかと思ったのですが、ヒロインの誕生日ということでクライマックスを大晦日にしていた君に届けの実写映画を思い出したのでこちらにします。
当店は美味しいコーヒーの出る、ちょっとおしゃれな公民館のようなスポットを目指しています。
夜カフェ開催日に限らず、普段の営業日でも模型製作、ボードゲーム、手芸、読書など、思い思いの趣味に没頭していただいて結構です。
何かしらのイベントに使用したい方は店主に相談(メール、コメント等)していただければ料金も含めて検討しますので、小規模なイベントを開催してみたい方、貸し切って仲間内で集まる場所にしてみたい方などおられましたらどうぞ。
12月
夜カフェ
12/8(土)
12/15(土)
イベント
12/12(水)
12/19(水)
サンフラワーパーティー山陰様主催イベント
クリスマス直前♪クリスマスケーキデコレーションして食べよう♪が開催予定です。昨年も実施し好評でした当イベントが今年もやってきました。クリスマス前です。一人が嫌、という方は是非。
両日とも対象年齢が異なりますので、詳細はサンフラワーパーティー山陰様まで。(http://www.sunflower-party.com/)
ホームページ⇒(http://cafe-pioggia.com/sp/t200375096/)
地図のある記事⇒(http://cafepioggia.exblog.jp/28541655/)
メニューのある記事⇒(http://cafepioggia.exblog.jp/28661325/)
インスタグラム⇒(https://www.instagram.com/c_pioggia/)
ツイッター⇒(https://twitter.com/CafePioggia)
まいぷれ⇒(https://yonago.mypl.net/shop/00000353745/)
facebook⇒(https://www.facebook.com/Cafe-Pioggia-カフェ-ピオッジャ-161265214586176/)
食べログ⇒(https://tabelog.com/tottori/A3103/A310301/31005226/)
今週土曜日、12/8(土)は夜カフェの開催日です。13:30~23:00でお待ちしておりますのでお気軽にお越しください。
では、本題に移りましょう。

ゴジラの逆襲(1955)
公開された年だけを見れば第一作の翌年ですが、実際に公開されたのは約半年後なので、とんでもないペースで続編が製作されたのだということがよくわかります。
また、監督も前作の本多監督が既に別の作品に関わっていたので、前年に『透明人間』を担当した小田基義監督が担当しています。そして、この監督がゴジラシリーズでメガホンを取ったのはこの作品だけです。
水産会社の魚群探査機のパイロット月岡は、機のトラブルにより岩戸島に不時着した同僚の小林の救助に向かった。小林を無事に発見した月岡だったが、頭上の断崖で争うゴジラともう一体の怪獣を目撃する。二体が海に落下したところで二人は島から脱出するのだった。
数日後、前作でおなじみの古生物学者山根博士と、その同僚の田所博士を招きいれ、緊急会議が開かれる。そこで月岡と小林の証言から、ゴジラと争っていた怪獣はゴジラと同時期に生息していた凶暴な肉食恐竜のアンキロサウルス、通称「アンギラス」であることが判明する。どちらも原水爆実験によりこの現代に蘇ったのだった。
東京でゴジラの被害に遭い、研究もしていた山根博士に対策が求められるが、そんなものはない、と言う。ただし、その被害を伝えるためのフィルムがあるので、それを一緒に見て何が出来るかを考えてもらいたいと続けた。
記録映像を見た後、原水爆実験の影響で強い光を放つものを憎む性質を持つようになったゴジラを灯火管制で可能な限り都市部から遠ざけるのが最良であると山根博士から提言が出された。
紀伊水道のはるか南方に潜むゴジラが捉えられ、フリゲート艦が追撃に向かった。田所博士は紀州及び紀伊水道沿岸にじょうりくするという予想を立てるのだが、実際にはゴジラは大阪湾に侵入し大阪市内に上陸してしまう。それを受け、大阪市内に灯火管制が敷かれ、海上に向かって照明弾が発射されゴジラの進路を逸らす作戦が取られる。これにより、ゴジラは外海に誘導されていく。
その頃、市内を護送車で移送中だった囚人が脱走してしまう。そのうちの三人が放置されていたタンクローリーを使用し、それを追跡するためにたまたま通りがかった月岡らの車に警官が同乗しカーチェイスが始まる。追い詰められた囚人らは石油タンクに突っ込んで大爆発を引き起こしてしまう。これにより生じた大規模火災で作戦は失敗、ゴジラの上陸を許してしまう。さらに、後を追うようにアンギラスまでもが上陸、ゴジラと対決を始めてしまったのだった。
これ以降については実際に見ていただくのが一番なので、ここまでにします。
何だかんだで、およそ三ヶ月という短い製作期間で撮られた作品ながら、無難に仕上がっているとは思います。また、後々のゴジラと怪獣が戦うシリーズについてもこの作品で得られたノウハウを生かして作られたとも感じられます。
というのも、単純な脅威としてのゴジラは前作で描き切っているので、それを越えるか続けるかをするためには物語の軸をもう少し違うものに据える必要があったからです。そこで登場したのがアンギラスというゴジラと戦う怪獣であり、月岡らのゴジラが絡まない場所でのドラマです。
見所はゴジラとアンギラスの大阪での対決シーンですね。前作に較べてスピーディーに動いていますが、こちらにかんしては元々撮影ミスだったのが「この方が野獣みたいでいい」という円谷特技監督のゴーサインで採用、以後のシリーズでもこれが採用されています。
たしかに、もともとが失敗なので、あのシーンを切り取って駄目だと言う声も聞こえますが、後のシリーズ(わかりやすいのはモスラ対ゴジラのモスラがゴジラの尻尾を引きずるシーン)でも採用された撮影技法になるので、単純に駄目だと言い切るのは早計であると思います。
役者周りでは月岡役の小泉博さんは以降東宝特撮シリーズの常連になり、小林役の千秋実さんは本人の出演こそ無いものの、父親が怪獣大戦争に出演し、息子が対メガロ、メカゴジラの逆襲などで主演するなど親子三代でゴジラシリーズに出演するなど後々になってみるととても面白いものがあったりします。(近いところでは高島忠夫さん。こちらは本人と息子二人がシリーズに出演しています。)
ただ、やはり前作ありきの作品なので、視聴の際には前作とセットでをおすすめします。
そして、開催日が未定ですが、おそらく今年最後になるであろう映画同好会は『君に届け』を予定しています。
クリスマス、年末あたりにいい作品はないか、ということで最初はクリスマス付近に公開されたラドンにしようかと思ったのですが、ヒロインの誕生日ということでクライマックスを大晦日にしていた君に届けの実写映画を思い出したのでこちらにします。
当店は美味しいコーヒーの出る、ちょっとおしゃれな公民館のようなスポットを目指しています。
夜カフェ開催日に限らず、普段の営業日でも模型製作、ボードゲーム、手芸、読書など、思い思いの趣味に没頭していただいて結構です。
何かしらのイベントに使用したい方は店主に相談(メール、コメント等)していただければ料金も含めて検討しますので、小規模なイベントを開催してみたい方、貸し切って仲間内で集まる場所にしてみたい方などおられましたらどうぞ。
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クリスマス直前♪クリスマスケーキデコレーションして食べよう♪が開催予定です。昨年も実施し好評でした当イベントが今年もやってきました。クリスマス前です。一人が嫌、という方は是非。
両日とも対象年齢が異なりますので、詳細はサンフラワーパーティー山陰様まで。(http://www.sunflower-party.com/)
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by c_pioggia
| 2018-12-06 17:30
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